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インターン活動日記2017夏(ゴーマラル①)

2017/08/09 岡山事務所

インターン活動日記

 

8月から9月末まで2か月間あいさわ一郎事務所でインターンをさせていただく、モンゴル出身のアルタンゲレル ゴーマラルです。私はモンゴル国立大学の政治学部を卒業し、卒業論文の次の課題として、日本とモンゴルの関係を中心に研究することを決め、日本へ留学しました。最初、日本語が全くわからなかったので、日本語学校に入学し、2年間勉強しました。日本語学校を卒業後、岡山大学の博士前期課程で勉強しています。元々の目的である日本とモンゴルの関係の研究をするため、日本の政治のことを深く勉強する必要があると思いました。以前、日本語学校在学中のときに、あいさわ一郎事務所の真裏に住んでおり、せっかく近くに国会議員事務所があるので夏休みを使ってインターンシップをしてみたいと思い、あいさわ一郎事務所にお願いにいきました。モンゴルでは議員事務所にインターンのお願いをし、断れたことがあったので期待していなかったが、暖かく受け入れてくれました。今回のインターン活動では日本の政治を中から学び、後援会活動や事務所作業なども身に着けるため、精一杯頑張りたいと思います。よろしくお願いします。

 

活動初日、8月4日金曜日事務所の掃除日でした。私も事務所の中の掃除を手伝うことができました。この日、事務作業を手伝い、事務所スタッフの会議に参加させていただきました。この会議では、9月10日、女性部合同懇親会の計画について話し合いをしました。その後、秘書の方とNTT・御津吉尾町内会の話し合いに参加させていただきました。その後、秘書の方に同行させていただき、三軒屋駐屯地での合同盆通りに参加し、その上舞台で紹介までしていただきました。こんなに大勢の前に出ることはあまりないので、普段より緊張しましたが、そのぶんやる気も出ました。モンゴルでは議員事務所でインターンをしたことがありませんが、モンゴルの議員に比較すると活動が幅広く感じました。

 

8月6日、石井小学校で岡山市石井スポーツ少年団ソフトボール交歓大会 に秘書の方に同行させていただき参加しました。こうした地域の活動にも参加し、始球式などをして地域の方と親睦を深めている姿に驚きました。モンゴルでは地域主体のこのような活動はあまりありません。今は夏休み中ですが、小学生の子供達が早朝から練習しているのを見て、モンゴルの教育制度の不満な点を気づきました。モンゴルの小学校だけではなく、大学生でも授業以外の活動がありません。それが様々な社会問題に繋がっていると私は思います。

そのあと、現岡山市長である大森まさお後援会事務所開所式を見学しました。開所式での衆議院議員の発言を聞いて、久しぶりに政治の雰囲気を味わいました。その後、MOA感謝祭に行き、講演会に参加して勉強しました。そこでは準備した席が足りないほどたくさんの人々が集まっており、その中に若者もたくさん見られました。

この日の最後の活動はあったかファミリー街角オアシスin岡山コラボ講演会でした。この講演会は本当に名前の通りに暖かい感じがしました。その中で、一番印象に残ったのはあったかファミリーのみなさんの演劇でした。

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この演技は非常にシンプルであったが、深い意味があったと思います。演劇の内容は人類の技術発展に伴って、人と人とのコミュニケーションが減少しているということでした。しかし、私個人の意見というより、途上国の立場から考えてみると、母国はどんどん技術発展し、先進国あるいは日本のようになってほしいと思い、母国の発展のため、役に立ちたいとみんな頑張っています。だが、その演劇をみて人間には機械と違って心があるということを忘れていることに気付きました。改めて人の心というものを忘れちゃいけないと思いました。特に政治家を目指している私には大事なことだと思います。講演会の最後にグループディスカッションがあり、私もその輪の中に入れていただき、自分の生い立ちと母国への想いを発言させていただきました。グループの中の一人ひとりの意見を聞きましたが、その中で家族にいつも助けられてると言っている人が多かったです。この日はインターン活動の2日目でしたが、政治のことだけではなく、私の人生にも勉強になることがありました。

岡山大学 社会文化科 1回生 アルタンゲレル ゴーマラル

 

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