ケニアでアフリカ開発会議(TICAD)です
ケニアでのTICADアフリカ開発会議
8月30日。アフリカはケニアのナイロビで開催されたTICADを終えて、エチオピアに移動、さらに今はスウェーデンです。1週間の出張を終えてこれから帰国。
8月末のケニアでのTICADの成果について、少し振り返りを。
TICAD(アフリカ開発会議)は5年ごとに日本で開催していましたが、今回の第6回TICADは初めてアフリカ大陸での開催。
主催は日本政府、UNDP、世界銀行、AUアフリカ連合の4者ですが、主導権は日本です。アフリカ54ヶ国の代表、国連機関やNGOなど市民社会の代表、また今回は多数の日本企業が参加しての盛大な会議。
私は「日本・AUアフリカ連合議員連盟」会長。今回も議連のメンバーとともにナイロビに。野口英世アフリカ賞シンポジウムやマイクロファイナンスのフォーラムなどに出席。日本・AU議連を代表して見解を述べました。
また、旧知の各国大統領、政府高官との会談も次々に。ノーベル平和賞受賞者でもあるリベリア共和国サーリーフ大統領はじめ、モザンビーク、中央アフリカ、マダガスカルの首脳等。さらにキム世界銀行総裁、クラークUNDP国連開発計画総裁、グランディUNHCR国連難民高等弁務官など主要な国連機関代表とも意見交換の場を。
アフリカには困難と絶望、成長への希望と期待が共存しています。かつて暗黒大陸と呼ばれていたアフリカには経済発展の可能性が見えてきました。
いや、既に成長を始めた国や地域もあります。
先進国からの援助だけが頼りだったアフリカが、今貿易や投資のビジネスパートナーに変わり始めた。
人口10億人のアフリカは、将来確実に20億人になる。30億を超えるという憶測も。所得が向上してきたので市場としての魅力も。
しかしアフリカの抱える困難にも、しっかり向き合わなくてはなりません。ボコ・ハラム、アル・ジャバーブなどの暴力的過激派集団がテロを狙う。慢性的な貧困も解決急務。感染症対策など医療・保健の問題。気候変動がもたらす農業などへの悪影響。低水準の教育など。
こうしたアフリカが抱える「負」の現実を自らの努力と国際社会の支援で克服していかなくてはならない。治安を確保して成長するアフリカをつくっていきたい。TICADアフリカ開発会議のプロセスを通じてアフリカを繁栄の大陸へと導きたいと考えています。
日本が国際社会の誰よりも早くアフリカに着目しました。第1回TICADは1993年でした。日本はアフリカの人材育成に、質の高いインフラ整備に投資します。アフリカが平和で繁栄の大陸になれば世界中が大きな利益を得ることが出来ます。
日本は、適正で公正で持続可能な方法で、ウィンウィンの関係を目指すサポートに挑戦です。
8月27日28日、2日間の日程にて、アフリカで初めて開催された第6回TICADアフリカ開
ナイロビでボーイスカウトの少年に出会いました。14歳。中2ですね。英語で話しが出来るのが嬉しい。 昨年、山口で開催された世界スカウトジャンボリーにはケニアからも参加。ケニアではスカウト活動けっこう盛んです。
リベリア共和国サーリーフ大統領と再会 会談。エボラ出血熱は本当に大変だった。当初は100万
中央アフリカ共和国ドゥバン外務大臣と再度懇談。「大統
グランディUNHCR国連難民高等弁務官と会談。いま難民2358万人はじめ、国内避難民 庇護申請者 無国籍者の合計は6300万人。第二次大戦後、最大の人
UNDP国連開発計画 ヘレン・クラーク総裁と会談。TICADの主催は日本 UNDP 世界銀行 AUアフリカ連合。DPは国連開発グループの要 中枢。貧困の撲滅 不平等の排除。人間の安全保障の実現です。DPの活動に
「野口英世アフリカ賞シンポジウム」。野口英世アフリカ
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アフリカはまず農業振興。株式会社サカタのタネ が大活躍。坂田宏社長自ら陣頭指揮です。私の持っている