インターン活動日記2017(7)
2月20日、秘書の方に同行させていただいてフランス総領事の方をお迎えし、繁定副市長、岡山大学の荒木副学長、伊原木知事の表敬訪問と、後楽園の散策に参加させていただきました。フランス総領事の方は1年間日本に留学経験があるということで、とても上手に日本語を話されていました。
岡山は農業や農業器具に強いそうで、その農業を学びにくる留学生も多いそうです。フランスで今、日本酒の人気が高いそうですが保存方法が難しく、長く保存できる方法が見つかれば更に多くの日本酒を輸出できるようになるのではないかといった話もされていました。フランスでは漫画、アニメの人気が高く、これらがきっかけで日本に興味を持った方も多いそうで、日本を少しでも知ってくれる人が増えることは嬉しいことだと感じました!
午後には国際交流センターで行われた第4回アフリカ勉強会で講義を聞かせていただきました。2016年8月には、日本貿易振興機構(JETRO)によってTICAD Ⅵ がケニアで開催されたそうで、経済の多角化・産業化や保健システムの促進についてなどが議論されたそうです。参加した企業の中には今まで乾燥地や半乾燥地帯をターゲットにした展示会などがなく、このTICADでアフリカ諸国に自分たちの技術を伝えたいという企業もありました。また、国際協力レポーターの活動の一環としてセネガルに行かれたという方の話の中で、セネガル人が「成功の秘訣は一生懸命働くこと」と言っていたとあり、この言葉はいつも心に留めておきたいと感じました。
夜は山陽時事問題懇談会で、伊原木知事による「『生き活き』岡山の実現に向けて」という講義を聞かせていただきました。伊原木知事は特に、落ち着いた学習環境を作ることに力を入れていたそうで、大きな活動として23人の警察官によって学校警察連絡室というものを作り、この活動によってまず1つの中学の生徒の非行率が半分以下になり、四年後には県全体でも半分以下にすることに成功したそうです。生徒が悪い道に進むかもしれないがそれを阻止できる。その生徒にとってと周りの人にとってもプラスになります。また、今岡山の観光PRとしてサイクリングに力を入れているそうで、綺麗な景色が見れて、健康にも、環境にもいいサイクリングを1度私も観光客のように体験してみたいと感じました!
今日は様々な分野で活躍されている方々の話を聞く機会が多くあり、将来のことを考える参考になりました!
ノートルダム清心女子大学 文学部 1回生 伴 知華