インターン活動日記２０１７（１６）
3月18日、逢沢代議士に同行させていただき、吉備中央町で牧場・革靴工房等の視察に向かいました。訪れた岡山乗馬倶楽部では、代表取締役の西崎さんが引退した競走馬が殺処分されるといった現状を変えたい、この吉備中央町に全国の競馬ファンが集まるようにしたいと、サラブレッドのセカンドキャリアのことについて話してくださいました。馬が想像以上に大きくて驚きました！
円城の分校だった場所で現在はアトリエとして使われているお店にも行かせていただき、手作りの頒布のカバンや財布などの製作現場を見させていただきました。いつも何気なく使っているカバンが作られている過程を見るのは、とても興味深かったです。また、革靴工房では栃木から移住してこられた夫婦とお話しさせていただきました。みなさん口を揃えて、吉備中央町がとてもいい町だとおっしゃられていました！
次に、百姓王国「ひだまり」に向かい、逢沢一郎代議士を囲む会に同行させていただきました。代議士は開かれたマインドを持ちながら町づくりに取り組むということ、オリンピックなどで世界の人々が日本に来るにあたり、インドネシアなどのイスラム圏の国々はお酒を飲んではダメ、厳密にいうと料理に使われるみりんもダメ、そうなると、おもてなしをするのに岡山市も努力を始めるという話をされていました。具体的にいうと、吉備中央町の米粉を使い、イスラム圏の人々に食べていただくパンを作るなどです。そのような文化の違いを超えたおもてなしができるようにする、という発想が今までの私になく、驚くと同時に、オリンピックまでに良いおもてなしができるように頑張って行かなければならないと感じました！
午後には、「点字ブロックの日」の啓発イベントに参加させていただきました。岡山は点字ブロック発祥の地です！点字ブロックの上に自転車などの物が置かれていることがあり、困る人がいる、それを無くしたいということでの啓発イベントでした。私は普段、あまり点字ブロックについて深く意識していませんでした。当たり前にあるものだと思っていました。しかし、人によっては点字ブロックがあることが助けになっている、とても重要という方も大勢いらっしゃることを学びました。
岡山駅前でティッシュ配りのお手伝いもさせていただきました。
この日も、様々な地に同行させていただき、人々の暖かさにたくさん触れられました。私もこのようにいい仲間に恵まれるといいなと感じた日でした！
ノートルダム清心女子大学 文学部 1回生 伴知華
